正常血圧とは 収縮期120mmHg未満 拡張期70mmHg未満 です。
正常より高い血圧が長期間続くと、脳卒中や冠動脈疾患、慢性腎臓病、心不全、心房細動、認知症などの罹患リスクが高くなります。
わが国の高血圧患者数は約4,300万人と推定され、うち3,100万人が管理不良です。
その管理不良のかたがたで、実は薬物療法を受けている人は1,250万人と推定されています。
― 院長からのメッセージ
診療所や健診での血圧の目標は 収縮期130mmHg未満です
家庭血圧を測りましょう
血圧は早めに、かつ適切に管理(治療)しましょう!
高血圧の原因
大きく本態性と二次性に分けられ、その原因が異なります。
❶本態性高血圧
日本人の高血圧の8~9割がこのタイプで、遺伝的素因(体質)と
生活習慣(肥満、食塩の過剰摂取、運動不足)などさまざまな要因が組み合わさって起こります。
❷二次性高血圧
内分泌疾患、腎臓病など別の基礎疾患があり高血圧になるものです。
*原発性アルドステロン症
内分泌疾患による二次性高血圧の代表格です。高血圧全体の5%ぐらいと言われています。
血液検査にてアルドステロンとレニンを測定することが、この病気を発見する糸口になります。
高血圧のタイプ
血圧が高くなる時間帯によっていくつかのタイプがあります。
白衣高血圧 自分の家で測ると正常(135mmHg/80mmHg未満)だが、病院や診療所で測ると上がってしまう。
仮面高血圧 自分の家で測ると収縮期135mmHgあるが、病院や診療所で測ると140mmHg未満
夜間高血圧 日中も血圧は高く、夜間(睡眠中)も血圧が高い。
早朝高血圧 夜間は血圧高くないが、早朝に血圧が上がる。
これらの高血圧の中で白衣高血圧以外は治療が必要です。
白衣高血圧も10年後には本当の高血圧症に移行するとも言われています。
日常のどんなことに気をつければいいの?
❶適正体重を維持する
目標BMI(体重kg/身長m2)21から25の間ぐらい
*体重1kg増すごとに収縮期血圧が1.3mmHg上がると言われています。
❷食事
リンを急激に上昇させる糖質は摂りすぎないようにしましょう。
・就寝2時間前までに食事を済ませる。
・塩分を控える。1日6g未満
・野菜や果物を十分摂取する。*尿ナトリウム/カリウム比を調べると野菜や果物の摂取が適切か分かります。
*DASH食(Dietary Approaches to Stop Hypertension)について
①野菜・果物・低脂肪の乳製品を十分摂る
②肉類および砂糖を減らす。
❸運動
毎日7000歩時々速歩、または軽めのジョギングを毎日10分続ける。1日80回軽くジャンプする。
*レジスタンス運動(筋トレ)も有酸素運動と同等に血圧を下げる効果があります。
けいクリニックでの高血圧診療の流れ

